田中ふみえが9月2日に永眠いたしました。そのため、現在公演は行っておりません。突然の訃報に接し、心より哀悼の意を表しますとともに、生前はお世話になりましたことを深く感謝いたします。
美しい日本の楽器の調べが聞こえてきます。
日本の伝統音楽は、現在の音楽にはなない、「わび」「さび」、また「思いやり」「いたわり」といった、細やかな独特の美意識を表現しています。
「あんさんぶる秋桜」は、小さな子ども達に「日本の音を聞いてもらい、豊かな情操を育てたい!」そんな思いを持った国内・海外で活躍中の一流メンバーにより結成されたグループです。
「語り劇」とのコラボもお楽しみください。
●上演時間 約50分
●使用楽器 筝 尺八 歌
●詳しくは事務所までお問い合わせください。☎0568-51-4199
メンバー紹介
歌と語り/田中ふみえ(ふみえちゃん)
尺八/加藤条山(じょうざんさん)
筝/谷澤千早(ちはやさん)
第一部ポロローンヒュルルルこんさーと
第一部は楽しいコンサートです。
和楽器のしくみも、身近な物を使って分かりやすく紹介します!
ほうきやホースからも音がでるのかなぁ?
さぁ みんなで一緒に歌いましょう!
プログラム
ほたるこい(みんなでうたおう)
まつりだわっしょい
おおさむこさむ
小鳥のうた(宮城道雄作曲)
第二部 うたものがたり 花まつりのてんぐ or 海にしずんだ鬼
※やさしい鬼のおはなし「海にしずんだ鬼」もしくは、ユーモラスなてんぐのおはなし「花まつりのてんぐ」からお選びいただけます。
海にしずんだ鬼
おはなし
四国の土佐に伝わるお話です。
山奥に住む鬼の親子が、海辺の村でじいさまと孫が祈っているのに出会います。海が荒れて、大波に村人が次々にさらわれていくというのです。
じいさまと孫の「祈りをかなえてあげたい」と思った親鬼は、嵐の朝大波をおさめようと荒れ狂う海に向かっていきました・・・・
心やさしい鬼のお話。
スタッフ
原作/松谷みよ子
演出/丹下進
脚本/麻創けい子
音楽/熊沢辰巳
花まつりのてんぐ
おはなし
愛知県北設楽に伝わるお話です。
踊り好きの少年花吉。ある日踊ると天狗にさらわれるという山で山仕事。
そこへまつりばやしが聞こえてきた。♪ピーヒャララーも、も、もうたまらん!」我慢できずに踊りだしてしまった花吉。
すると、天狗がその音を聞きつけて・・・さあ大変!
スタッフ
原作/松谷みよ子
脚本・構成/麻創けい子
音楽/岩瀬よしのり
子ども達や先生方・保護者の皆様の声
● あまり馴染みのない和楽器の音に、子供達から「こんな音がするんだね」「きれいな音だね」と声が上がりました。
● みんなで楽しく歌って、素敵な演奏を聴いて、優しい気持ちになれるようなお話を聞いて、とても大満足な公演でした。
● 和楽器の仕組みを身近なものを使ってわかりやすく説明されていて、とても良かったと思いました。
● 和楽器の持つやさしくてどこか懐かしいような音に、とても癒されました。