1987年初演以来、全国20万人を感動させた作品をリメイク

人形と音楽とお話で綴る「北の海の果てチロヌップの島」に暮らすきつねの親子の物語 。 原作/たかはしひろゆき氏による名作絵本「チロヌップのきつね」を舞台化しました。「うたものがたり」というあたらしい形式により、歌と音楽と芝居が一つに溶けあって臨場感を盛りあげ「命とは何か!」を力強く歌い上げます。


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YouTube-logo-full_color-60.pngチロヌップのきつねdigest 5:29
チロヌップのきつね

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岩瀬よしのりと鬼剣舞(おにけんばい)プロフィール
「岩瀬よしのりと鬼剣舞」は今年で結成45周年を迎えました。現在まで数多くの学校・地域で公演。「チロヌップのきつね」をはじめとして「あほろくの川だいこ」「スーホの白い馬」など、「うたものがたり」という独特の様式による「人間とは何か」「命とは何か」を真摯に問いかける一連の作品は全国各地で感動の大旋風を巻き起こしています。

うたものがたりとは

うたものがたりとは

生演奏・語り・人形劇・お芝居が渾然一体となった、新しい様式です。

▼チロヌップのテーマ


あらすじ

きつねの親子の暮らしが戻ってきました。
今日は、にいさんぎつねが川で「鮭取り」の練習です。

しかし、戦争の足あとは小さなチロヌップ島にも近づいて来ました。
ダ・ダーン』ある日、突然鉄の匂いが島をおおいます。大自然の中でけなげに生きるきつねの親子に人間のおごりが、おそいかかります。

戦争が終わり、何年かぶりに島にやってきた老夫婦が見つけたものは・・・


13-4:3

21-4:3

チロヌップのきつね制作スタッフ
原作/たかはし ひろゆき(金の星社刊)演出/丹下進 
脚本/麻創けい子 音楽/岩瀬よしのり
人形美術/おばらしげる(アトリエ羅道)
照明/自由舞台


30-スタッフ一同

35周年プレ企画より

左から 司会/増原彬陽氏 演出/丹下進氏 原作/たかはしひろゆき氏 音楽/岩瀬よしのり

原作者 たかはし ひろゆき氏略歴 1923年秋田県に生まれる。児童文学者・絵本作家。長年児童図書の編集にたずさわり、のち創作活動にはいる。文、絵、実作指導と幅広く活躍。主な作品に「チロヌップのにじ」「まぼろしの大しか」(金の星社刊)など多数。


スタッフの言葉

チロヌップのきつね」という絵本のことがずっと私の心に残っていた。それはコンテ画にきつねの絵だけが象徴的にほんのりと色づけされた素朴で美しい絵本であった。それだけに、絵本の中から描かれたチビ子という名の子ぎつねが、動くはずのない絵の中から飛び出して、私の頭の中を駆け抜けいたずらをしたり、ちゃめっけたっぷりに動き回っている。

戦争をやめて70年余経った今、私達の姿は虫も殺さぬ紳士にみえても、その影は銃を持ち軍服を着て動物や自然に襲い掛かる70年前の姿と少しも変わっていないのではないだろうか。

そんな思いでこの「チロヌップのきつね」を鬼剣舞の仲間といっしょに、人形とお話しと音楽でつづる、いつまでも子ども達の心に残る美しい作品に仕上げたいと思います。

絵本「チロヌップのきつね」が、すてきな人形ミュージカルになったことを、私は心からうれしく思います。この作は、小学校3年生の国語教科書に載り、海外7ヶ国で翻訳出版され、映画、影絵、大型画劇にもなったロングセラーですが、舞台に登ったのは初めてだからです。

流れは原作と少しちがいますが、立体的、動的な舞台劇には、それなりの表現法があるのは当然のこと。演出が「うたものがたり」というあたらしい形式により、歌と音楽と芝居が一つに溶けあって臨場感を盛りあげ、原作では表せなかった輝きを放っています。

創作の意図は、悲しいきつねの運命を、お涙ちょうだい式に訴えようとしたものではありません。大自然に生きる動物たちの幸せが、心ない人間の暴挙によって目茶苦茶にされる。それでもなお甦ろうとする母子の愛のつよさ、野生の生命力のたくましさ「いのちとは何か」を問いつめようというのがテーマでした。スタッフのみなさんは、この的を寸分も狂うことなく射ぬいています。見事というほかありません。

「おもしろさ」というのは「感動」と同義語です。けっしてゲラゲラ笑わせるものばかりではないはず。これからの子ども達にとってこの「感動」こそ、何より必要な心の糧ではないでしょうか?

この度の上演は、音楽が好きで好きで、子どもが愛おしくてたまらない若い連中だからこそ成しえた快挙。スタッフの方々の勇気に精いっぱいの拍手,を送ります。ご成功を心から念じてやみません。
(初演時観劇後にいただいた文章です。)

小学校の子ども達や先生方・保護者の皆様の感想

1年生女の子

  • ちびこがわなにかかったときに、おかあさんがえさをはこんだり、しっぽであたためたりして、やさしいとおもいました。

2年生男の子

  • へいたいたちもなかよくしてほしい。みんないきているんだよ。ころしあいでいいことないよね。

3年生女の子

  • わたしはきつねさんたちにもう一回あって、もうてっぽうなんかうたないから、やさしくごはんをいっぱいあげたいです。
    さいご赤い花がさいたとき、なくなってもこころはいきているんだなと、はじめてわかりました。 

4年生男の子

  • 子どもをまもって命がけでおやがたすける所にじいぃいんとしました。

5年生女の子

  • チロヌップのきつねは、初めに死んだちびこの兄ちゃんのへんから感動して泣きそうでした。つぎつぎに死んでいったちびこの家族、最後にちびこがお母さんの下で、お母さんといっしょに死んだ時になみだが出てしまいました。

6年生男の子 

  • チロヌップのきつね」では、戦争で何も関係のない生き物までも殺してしまって、戦争を起こしたくない気持ちがより高まりました。それと、キツネの動かしかたがすごくリアルで、まるで本物みたいでした。キツネの声をやっていた方は、いろいろな声が出せれてすごいと思いました。

担当してくださった先生

  • 前に乗り出すように見ている子が多かったです。「生命、平和、愛」に関わる劇としての完成度が高く、おもしろく、楽しく、感動できる作品でした。感動しました。心がほこほこしてきました。

担当してくださった先生

  • 子どもたちは、きつねの愛情、命の大切さ、戦争のこわさを感じとることができたのではないかと思います。低学年の子どもたちは劇の途中で泣いていたようです。
     語り、音楽、動物たちの動き、おじいさん、おばあさんの動き、どれをとっても素晴らしいうたものがたりでした。子どもたち、また私たちにたくさんの感動をあたえていただき、本当にありがとうございました。

6年生の担任の先生

  • 子ども達は楽器の音色・語り・人形の動きなどに、ぐっと引き付けられていました。あっという間にすぎてしまった!という感じでした。教室へ帰ってからも「感動した!」「あのピアノの音、すごかったよね」「きつね、魚などの動き、上手やったなあ・・・」「平和は大切や・・・」「戦争は動物までも・・・」等。まだ感動さめやらぬ・・・という感じでした。このようなすばらしい機会が、いつかまたぜひあれば・・・と願っています。
  • 自然の広がり、命、家族愛を感じた劇でした。人間が自然を自分のエゴでおかしてはいけないなと思いました。きれいな美しい地球を子ども達の世代にもつなげたいです。
  • とても感動的でした。一人でも多くの子ども達が見てくれるといいですね。平和の大事さを考えさせられます。(57才・女性)
  • ピアノの上手さ、語り手の美しい歌声と感情表現・移入の上手さに心から感動しました。そしてきつねの操り手の上手さ、全部、言葉で表すことが出来ないほど楽しく、また物語のもつ本当の意味を考えさせられました。一人でも多くの子ども達に味わわせてやりたいと思います。
  • 感動しました。また観に来たいです。2歳の息子が最後までみていたのがビックリでした。''
  • とても感動して、子供と見に行って良かったねえ。と何度も何度も語り合いました。子どもは特に「語りの迫力がすごかった」と、しきりにキツネとおじいさんとおばあさんの声の違いをマネして、「すごく難しいよ!」と感心しきりでした(笑)子供と感動を共有できたことに、皆様に感謝申上げます。

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